令和4年 印象に残った症例

拇趾アッヘンバッハ・1診目.JPG
今日で今年の診療が終わりました。コロナ禍でいろいろな出来事がありましたが、無事に年を越せることにうれしさを感じます。
毎年診療終えた年末に一年を振り返って印象に残った症例を書いていたのですが、ここ数年書くことはなかったです。久しぶりに書いてみたいと思います。

以前、手の指の腹の部分に青あざができて痛いものとしてアッヘンバッハを紹介しました。
最近診る機会が増えたと思う症例 -アッヘンバッハ症候群-
今年は、足の親指(拇趾)に小豆粒大のアッヘンバッハを経験しました。ちょっと大きいです。

患者さんは男性で、歩くのも痛くて“びっこ”歩きで来ました。いろいろと病院にかかったそうですが、痛みもひけずに来院となりました。
痛いという足の親指(拇趾)の腹の部分を診ると、小豆粒大の内出血があります。
ちょっとつまむと「痛い!」といいます。
アッヘンバッハは女性の手の指に多く診られますが、今回は男性で、しかも足の親指に大きな内出血ですので珍しいケースです。
写真では内出血の色が薄く見えますが、肉眼ではけっこうな紫色です。

拇趾アッヘンバッハ・せんねん灸.JPG
治療のコツとしては内出血がひけるように患部を温め血管を広げます。血管が広がると内出血の血が戻りやすいです。
足尖が温まった状態で、間接灸を施します。3回ぐらいです。間接灸が終わった時点で、ほぼほぼ足の指(趾)をつまんでも痛くありません。

拇趾アッヘンバッハ・直接灸.JPG
次に、艾(もぐさ)の灸を2回します。足の指(趾)ですので、直接艾の灸をしても熱くないです。

治療を終えると、あら不思議、痛くなく歩けます。
1週間後に再診されましたが、治療終了後から痛みがなく仕事も日常生活も大丈夫だそうです。


by 一寸法師ハリ治療院

この記事へのコメント

小林真美
2023年01月01日 16:14
中澤先生、明けましておめでとうございます。
大変ご無沙汰しております。
先生のブログいつも楽しみに拝読させて頂いております。特に『印象に残った今年の症例』は学ばせて頂くことばかりで本当に感謝しております。今回更新して頂き嬉しくてついこちらにコメントさせて頂きました。
今はデイサービスに勤めておりますが、いつも中澤先生の所で学んだ事を大切に利用者様と向き合い寄り添う事を大事にして働いております。
また、鍼灸に携われるよう自分の中で意識しておりますが、まだ自分の考えがコントロール出来ず先生にご挨拶するまでにも何年も掛かってしまいました。本当に新年早々に突然のコメントを書き込んでしまいすみませんでした。
コロナ禍などの心配事もありますが、先生にとって今年も良い一年でありますようお祈り申し上げます。
読んでいただきありがとうございました。
一寸法師ハリ治療院
2023年01月27日 21:44
小林真美先生、コメントをいただき、ありがとうございました。
頑張っておられるようで、うれしく拝読しました。

ブログがbiglobeからseesaaに移り使い方に慣れずにいます。
これからちょくちょく書き込んでいこうかなと思っています。
今年の努力目標ですかね。

これからも、よろしくお願いします。